袴について

弓引きである以上、袴を穿くのは当然のこと。
稀に、道着のみ着用し下はジャージとかいう格好の学校もあると聞きますが、やはり服装からキチっとすべきではないかと思います。

で、よくある誤解なのですが、基本的に袴は男袴と女袴で違います。
男袴と言われるのは、腰板*1があり、裾が左右二つに仕切られた、比較的動きやすい袴のことです。で、現代では剣道や弓道で用いられています。
しかしま、男袴と言っても、女性が着ることもあります。
我が大学の女子は女袴ですが。

女袴というのが、腰板のついていない、いわゆる巫女さんの袴
というか持ってないのでこれ以上のことはわかりません。
さて、着方の違いですけど、男袴は、骨盤のあたり、尾骶骨くらいで帯を結ぶのが普通です。
普通の感覚よりもやや下くらいですね。
こうすると、呼吸するたびに腹の帯がキツいと感じるかどうかで、ちゃんと丹田呼吸ができているかを把握できます。
次に女袴ですが、これは胸の下、お腹の上辺りで留めるのが正しいようです。
自然、女袴の方が足は長く見えますね。うらやましいですが。

*1:これが腰に当たるように意識するだけで、自然に姿勢が良くなるように考案されたらしい。参考